2014年06月01日

旅育からの中学受験~小6の夏休みの家族旅行はどうする?

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
日曜日に更新中の「旅育からの中学受験」。今回は結構頭を悩ます親御さんが多い、「小6の受験生、夏休みに家族旅行へ行くかどうか?」の話題。丁度GWも終わり、そろそろ夏の旅行計画をする方が増えてきます。そんな中、受験の掲示板などでも、よく見かけるのが「受験生ですが旅行に連れて行っても大丈夫か?」という問い。勿論答えなどはなく、どうされますか?どう思いますか?というような内容です。

私の個人的な回答は、「受験生で頑張っているからこそ、是非連れて行ってあげて欲しい」ですね。これは仕事上ではなく、受験を経験した母の視点で強く思います。
多くのお子さんが、長い夏休みの大半を夏期講習などに費やします。遊びたい盛りの子供にとって、これって大変なこと。「ちゃんと認めてるよ」「夏休み、よく頑張ったね」という意味のご褒美旅行でもいいですし、学んだことを実践する場としての旅もいいと思います。自分が学んだことを実体験として感じると、勉強へのモチベーションがあがりますし、自信にも繋がります。そして一時日常を離れて親子で過ごす時間は、子どもの心の安定にもつながるかと(※お母さん、お父さんの息抜き&冷静になる為にも有効かと。受験は時に周りが見えなくなることがありますから)
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(※写真はすべて、昨年夏に乗船した小笠原クルーズから)400-IMG_0102.jpg受験を終え思うのは、最後は精神力だということ。「自分は大丈夫」という信じる心、「ようし!受験本番だ。頑張るぞ!」という攻めの姿勢が結構最後には合否を分けるポイントかと。でもこれって残念ながら机上でいくら勉強しても「絶対大丈夫」という感覚はなかなか得られないんですよね。
それよりも着実に前進しているということを本人が自覚する、あるいは「頑張っているのを認めてくれている」というメッセージを感じる方が、子どもの自己肯定力を育むには大事な気がします。
迷われている方は、ぜひそういったことを意識して、旅行期間は短くても良いので、小学生最後の夏休みでもありますし、家族旅行をしてみてはいかがでしょう?

ちなみに我家の場合、息子の通っていた塾は、夏期講習(必須。20日前後)と選択講習(苦手分野の克服)がありましたが、息子は必須だけを受講。
夏期講習期間中の、中休みには1泊2日でプールのあるホテルへ宿泊し息抜き旅行へ(※ご褒美旅行ですね。半分終わったね。あと半分頑張ろうという感じです)。夏休み最後の1週間は、選択講習を受けずに、家族で5日間の小笠原のクルーズへ参加。自然の美しさに心身が癒されるばかりでなく、環境問題への取り組みや、独自の生態系を自分の目で見るという貴重な経験をしました。
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オカヤドカリがウロウロしている姿にわくわくしたり、外来種のグリーンアノールを駆除する為の、アノールトラップ(写真にある赤い箱)をみつけたり、そして天然記念物のアカガシラカラスバトを探したり(※みつけられませんでしたが)。
小笠原ビジターセンターが無料で開催している、植物観察のイベントがあるのを現地で知り、こちらにも参加しました(↓)
楽しみながら息子なりに自然の大切さや環境問題というものを考えるよい機会になったのではないかと思っています。
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中学の入試問題をご覧になるとわかるかと思いますが、最近は特に理科や社会では、自分の意見を書かせる傾向や、資料をみて自分なりの分析をする力をみる設問が増えています。自分はどう思うのか? どう感じるのか? 今後何が必要か? ……など。これは授業で知識やテクニックを学ぶことはできますが、本当の意味で実力をつけるなら、やはり現実社会と勉強との繋がりをしっかり見せ感じ、自分自身の意見を自由に考える機会を多くすることが重要かと。
是非夏休みには、そういった機会を多く旅でお持ちいただけるといいなあと願っています。
夏に向けて、そんな旅におすすめのスポットもご紹介していければと思います。お楽しみに。
posted by 村田和子 at 18:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅育からの中学受験 | 更新情報をチェックする
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