2016年02月07日

「GALERIE 四季島」へ。クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」2017年春運行開始!

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。
1月14日にオープンした「GALERIE 四季島(ギャラリーしきしま)」の見学をしてきました。ご案内いただいたのは、株式会社びゅうトラベルサービス 国内旅行事業本部クルーズトレイン事業部 部長 塚本勝政様、リーダー西脇さゆり様。
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ここは2017年春に運行開始予定のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の情報提供や旅に参加される方へのコンシェルジュサービスを行う場。落ち着いた上質な空間には、四季島の模型やデザインパースの展示、モニターには運行ルートとなる旅先や鉄道旅の魅力を伝える映像が映し出されます。車内インテリアにも取り入れられる東北6県の伝統芸品例も展示されています。
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この中で目を惹くのが1/20に再現された精巧な模型。
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客室の様子などもみてとれます。車両は10両編成で、前後の先頭車2両はEDC方式という、電化・非電化区間を問わず走行可能な日本初の動力方式を備えた展望車両。車両中ほどに、ラウンジ車、ダイニング車があり、残る6車両が客室という構成。
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「前後の展望車両はパブリックスペースなので、乗車いただいた皆様に景観をお楽しみいただけます。(西脇様)」。従来の寝台特急は、端の車両は最上級クラスの客室になることが多く、そこに宿泊しないと楽しめなかった景観が、乗客皆で共有できるのはうれしいですね。
奥山清行氏がプロデュースということ、外観のパースから斬新なイメージが強かったのですが、車内は和モダンなテイストもあって、漆の赤、銀の和紙、木材の自然な色がコラボした落ち着いた空間。スタンダードのスイートは、こんな感じです。
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2つあるDXスイートは異なるデザインで、一つはメゾネットで和室もあるというから驚きです。
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「客室の高さは、湘南新宿ラインを走る二階建て列車をイメージしてもらうとわかりやすいかもれしれません。一階部分は下に潜るような感じになっており、メゾネットでも十分な高さがあります(塚本氏)」。スタンダードなスイートはシャワー、2室だけのDXスイートにはバスタブもあります。

また開発の裏話としては、展望列車は天井まで続く湾曲したガラスというのが大変な技術力と強度も保たなくてはならず大変なこと、デザインには暖炉があるのですが、車内では火気厳禁。どうやってイメージを形にするか現在も検討中とか。

現在コースが発表されていますが、こちらも客室のある側の景観がいいように、走行ルートの向きも非常に重要といいます。客室車両は片側が通路になっていて客室から楽しめるのは片側だけですから、走行向きは大事ですね。他にも上野駅発着ということで、首都圏を走ることからダイヤの調整も難しく、備品等を十分に積めない点も工夫が必要なのだとか。お話を伺い、改めて華やかな列車の旅は、様々な方の創意工夫・努力の結晶なのだなあと実感。

ソフト面では、現在乗務員の方々が東京ステーションホテルで接客等の訓練中とのこと。ホスピタリティについても「一律ではなく個々のお客様の状況にあわせた対応をしていきたい(塚本氏・西脇様)」とのことで申し込みから実際の乗車まで時間があることから、旅のご要望(車内・アクティビティ)なども事前に「GALERIE 四季島」で、お客様と相談しながら詰めていかれるといいます(以下はギャラリー内のコンシェルジュルーム)。
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また旅の全体的なバランスを見て、たとえば旅の後半は、体も胃も疲れてくることから、食事も胃にやさしい料理を量を加減しながら提供するなど、旅行会社である「びゅうトラベルサービス」ならではの「トータルなおもてなし」にも期待が高まります。

正式な料金の発表はまだありませんが、3泊4日で一人60万ぐらいからではないかというのが、市場の予想。これを聞くと一般人には手が出ないなあと思ってしまいますが、
決して富裕層向けではなく、一般の方の記念日やここぞというハレの日に乗車いただきたいと思い、日々企画をしています。一生に数度の記念日などに乗車いただく…だからこそ車内では十二分に満足いただけるようにホスピタリティも万全にと思います。運行コースの地元の方との触れ合いも旅の途中で計画したいと思っており、東北の景色・人の温かさに触れ記憶に残る旅のお手伝いができれば……」

まだまだ「TRAIN SUITE 四季島」の全貌はわからず、「GALERIE 四季島」での情報提供も、日々変わっていきそうですね。「GALERIE 四季島」の見学は事前予約制。希望日の前月1日 〜 15日 にホームページで申込み、多い場合は抽選となります(※3月見学分は2月22日まで受付)。場所は東京八重洲中央口を出た目の前なのですが、中に入ると喧騒とは無縁の空間が広がります。開発のお話や過程を聞くことで、旅の価値や期待も高まります。気になっている方は是非に。
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四季島の旅で元気になる、また四季島で行くことで東北を元気にする、そんな旅が実現できそうで楽しみです。ご案内いただいた、塚本様、西脇様ありがとうございました。
TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま) 
GALERIE 四季島 見学申し込み 
posted by 村田和子 at 01:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行商品・旅行サービスを考える | 更新情報をチェックする
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