2007年09月28日

映画「めがね」に旅の本質をみる

こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。

先日ひとり映画へ行ってきました。観たのは・・・・HEROと迷った挙句”めがね”。映画”かもめ食堂”の監督を務めた荻上直子さんが、今回は脚本から手がけられています。そして同映画に出演していた、小林聡美さん、もたいまさこさんも出演。

実は”かもめ食堂”を観て、あの空気感にすっかり魅了された私。淡々と進んでいく中に、なんともいえない懐かしさや、美しい北欧の景色に感動しつつ、いつしか主人公の暮らし方や生き方への憧れがふつふつと湧いてくる。あの映画を観てフィンランドへ旅したいと思った方も結構いらしゃるのではないでしょうか?

megane.jpgさて、今回の”めがね”は、携帯も通じない南の島が舞台。この島には、みな「たそがれ」に来るのだとか。これからご覧になる方もいらっしゃるかと思いますので、詳細は語りませんが、「現代の女性が旅へ求めている本質」が描かれているような、そんな映画でした。

印象に残っているのは、主人公の小林聡美さん演じる「タエコ」が、ずっとひきづっていた大きなトランクをあるきっかけで、道端へ置き去りにするシーン。なんだか今までの足かせがはずれたようにすっきりとしたタエコの姿を見て、普段自分が感じているしがらみや、悩みなんかから解放される思いがしました。そして、意外と大切・重要だと思っていたことも、なければないでなんとかなるのかも・・・・・と、気持ちが楽になる、そんな映画です。

人が旅へ求めることっていろいろあるとは思いますが、非日常に身を委ねることで、日頃のストレスや悩みから解放されたいっていう気持ちは大きいですよね。

昨今は、それが”癒し”として、エステや温泉などがセットになった形でプランが組まれてはいますが(例えば、昨日ご紹介した気軽にプチリッチ!女性に優しい秋の旅3選
とか)、これらは手段であって本質的な心の解放はもっと違うところにあるんだろうな・・・・・・・などと昨今思っています。ただし、それは、自分で探すものだとも思いますが。いずれにしても、この”めがね”。最近観た映画の中ではマイベストです。

かもめ食堂の時も思ったのですが、荻上直子さんの作品は、映像を通して、匂いとか味とか、頬をなでる風とか……本来画面では観えないはずのものが伝わってくるのがすごい!

音楽も、ちょっとレトロな雰囲気で、心にぐっと来る感じです。公式HPでも音楽を聴けますし、予告映像も観れますのでご興味ある方はのぞいてみてはいかが?家に帰って私は、サウンドトラックを購入したほど。しばらく、こちらをバックミュージックに仕事をしたいと思います。

■映画めがね〜公式ホームページ(音楽がなるので注意)
http://www.megane-movie.com/

■amazon 映画「めがね」オリジナル・サウンドトラック

ちなみにタイトルの”めがね”は、出演者が皆めがねをかけているところからきています。またロケ地は与論島です。



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posted by 村田和子 at 10:08| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 【実績】旅行記・コラム執筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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